Suzukaを起動すると上のような画面になります。
その中でとりあえず最初にこれだけは覚えてください。
・シンボルリスト
・レイヤーリストとタイムライン編集枠
・編集キャンバス
・キーフレーム編集枠
Flashを作成するにあたって、簡単に流れを説明すると、
1、いろんな素材をシンボルリストに登録します。
2、シンボルリストに登録した素材をレイヤーリストに入れる
3、タイムライン編集枠でキーフレームを設定する。
4、編集キャンバスやキーフレーム編集枠で編集する。
5、アクションレイヤーを作成して動きを制御する。
てな感じです。
キーフレームとは動きの起点になるフレームです。
とりあえず上にあるパーツとその名称を覚えてください。
次回より、本当に簡単なFlashを作成していきましょう。
今回は文字を入力して、その文字を動かしてみようと思います。
・作成したいプロジェクトの画面サイズを設定します。
今回はサイズが320×240 1秒間に12フレーム
文字が画面の右端からまん中に動く5秒間のFlashを作成しますので、
メニューバーのファイル→プロジェクトのプロパティをクリックして
幅を320 高さを240 FPSを12 また、SWFバージョンをSWF8にしてOKをクリック
シンボルリストを右クリックして アイテムを追加→テキスト追加をクリック
テキストのプロパティ ウィンドウが出てきます。
初期表示テキストのところに「文字を動かしてみよう!!」と入力して、
更新ボタンを押すとプレビューのところに
「文字を動かしてみよう!!」と表示されますのでOKボタンをクリック
シンボルリストにテキストシンボルが登録されました。
今、登録されたテキストシンボルをレイヤーリストにドラッグ&ドロップすると、
編集キャンバスに
と表示されます。
5秒間のFlashを作成するので、テキストのタイムラインの
60フレームのところを右クリックして
キーフレーム追加をクリックします。
最後のフレームで真ん中あたりに表示したいので
位置・変形のプロパティの
X を60 Y を110と入力してください
するとテキストの左上の座標が X: 60 Y:110になりました
編集キャンバスを確認すると↓のようになりました。
今度はタイムラインのテキストレイヤーの1フレームをクリックして
キーフレーム編集枠の位置・変形プロパティの X及びYを
X:330 Y:110 と入力してください。
すると編集キャンバスのグレーの枠の外にテキストが配置されます。
Flashのサイズ(320×240)表示される画面の外に配置された訳です。
そして、トゥイーンを設定するのですが、難しく考えないでください。
キーフレーム編集枠のトゥイーンのところにチェックを入れるだけです。
するとタイムラインの2フレームから59フレームまでが薄いピンクに変わりました。
これでトゥイーンが完成しちゃったんです。
プレビューをクリックして確認してみてください。
画面の右端からテキストが流れてきます。
そして真ん中に来るとまた右端からスタート!!
何度も繰り返しのFlashができた訳です。
では、60フレーム目で止めたい時はどのようにすればいいのでしょうか??
アクションレイヤーを作成して、停止させる設定をします。
レイヤーリストで右クリック→アクションレイヤーを挿入をクリック
アクションレイヤーの60フレームのところにキーフレームを作成して、
スクリプトのプロパティの簡易モードをチェックして
アクションプロパティから停止を選んでクリック。
タイムラインの60フレームに停止と表示されました。
プレビューすると下のようになります。
最後にFlash (SWF形式)を書き出せば終わりです。
メニューバーのSWFファイル生成をクリックすると作成できます。
どうでしたか??
簡単に作成できたでしょ??
最初はタイムラインに慣れるまでに時間が掛かるかも知れませんが、
この基本をどう使っていくかで、
簡単な動きは出来るようになります。
Suzukaでは、エフェクト機能が装備されていますので、
簡単に文字にエフェクトを掛けることが出来ます。
キャンバスサイズは前回と同じ320×240 フレーム数も同じ60で作っていきます。
1.テキストシンボルを追加して、適当に文字を入力してください。
2.1フレーム目と60フレーム目の同じ場所に配置してください
3.1フレーム目のプロパティのところで、トゥイーンにチェック
4.右下のエフェクトにチェックを入れて編集をクリック
するとエフェクト編集画面が出てきますので、
「一定方向から集まる」を選んでください。
また、「間隔」を3と入力してください。
「OK」をクリックすると、
「タイプ: 登場」
「名称:一定方向から集まる」に変わりました。
プレビューしてみると・・・
その他、「ランダム位置から集まる」にすると・・・
「消失 バウンド」
「繰り返し 7色に変化」
「繰り返し 回転し続ける」
などなど、たくさんのエフェクトがあります。
エフェクトを使うことで、いろんな表現が出来るので
色々と試してみてください。